飲み会はとても楽しいものですが気をつけたいのは急性アルコール中毒ですね！
急性アルコール中毒にならないようにするのがまず第一ですが、もし友達なってしまった際にはどのような対処をしたらいいのでしょうか？今日は急性アルコール中毒の対処をまとめてみました！
飲み会ゲーム大好き飲み会人間の皆さんは是非とも知っておくべきでしょう。

イッキ飲みをして短時間に大量のアルコールを摂取すると、肝臓の代謝がついていけずに血中アルコール濃度が増えてしまいます。
アルコール血中濃度が急上昇してしまうと昏睡期の状態に入ってしまいます。これが急性アルコール中毒の状態です。
昏睡期状態は呼吸麻痺、吐いたものつまるなどで最悪の場合死んでしまうケースもあります。怖い！
お酒に強くない人は強い人に比べ少量のアルコールでもこのような状態になってしまうので注意が必要です。
お酒に強い人は自分が大丈夫だからと言って、他の人に同じレベルの飲酒を迫ってはいけない理由がこれですね！

急性アルコール中毒の際には下記のような症状がみられます。

意識朦朧、昏睡、血圧低下、呼吸抑制、失禁(小便漏らし)、顔面や全身の紅潮、灼熱感、発汗、動悸、呼吸困難、胸痛、低血圧
頭痛、めまい、嘔吐、低血圧、起立性低血圧(立ったり座ったりした際に失神する)、記憶喪失(ブラックアウト)

18時間以上の飢餓状態後に飲酒すると低血糖が起きます。また、筋肉の壊死、胃の出血による吐血、転倒、事故などの危険もあります。
めっちゃ怖いですね！

まず第一に当たり前ですが一気飲みはしないということ。
飲み会ゲームの遊び方をしている人はその危険性についてもよく熟知しておく必要があります。
また、空腹時の飲酒は控えるということも重要です。空腹時にはアルコールが胃腸から素早く吸収されてしまうためです。
飲み会ゲームを嗜む方々の中には潰れないように吐いて飲んで吐いて飲んでを繰り返す人も少なくないのではないでしょうか？
ちゃんと食事を取っていても、吐いた際に食べたものが吐き出されて胃の中が空っぽになると空腹時飲酒と同じような状況になるので注意しましょう。
アルコールの代謝は日によっても左右されるので、いつもこれだけ飲めるから今日も飲めるだろうという考え方は危険です。
体調がすぐれない日にはいつもよりお酒の量を減らすことも大事です。臨機応変な対処を心がけてください。

万が一急性アルコール中毒になった際にはすぐに救急車を呼んでください。
飲み会慣れしている人たちはいつも通り潰れただけだと勘違いして救急車を呼ばないケースがあります。
救急車を呼ぶ呼ばないの判断が難しい人は下記の症状があるかどうかで判断しましょう。

① 意識がない。ゆすってもつねっても起きない状態
大変危険な状態です。すぐに救急車を呼んでください。
② 全身が冷えきっている
死んでいるか、危険な状態です。
③ 呼吸がおかしい。
ゆっくりだったり、途切れたり、浅かったり、早かったりなどいろいろ該当します。注意深く聞いてください。
④ 大量の血や、食べ物を吐いている
血を吐いたらビビりますね。食べ物がつまらないように横向きにしてしましょう。
⑤ 失禁している
小便小僧状態ですね。これは管理人の周りでもよくいましたけど、、、、危ない危ない、、、

救急車が来る間にも症状は進んでいます。対象者を絶対に一人にはしないで、終始目を離さないでください。
また、吐瀉物を逆流してノドに詰まらせて死亡するケースも多くあります。
顔を横向きにして寝かせるのは基本中の基本です。仰向けが一番危険です。

当サイトに訪れるような方々は飲み会慣れしていることですし、自分のお酒の量もわかっていることでしょう。
また、度数の高いお酒を一気飲みしたらすぐに吐くなどして対応しているんじゃあないですか？？
どれだけ慣れていようがいつ何が起きるかはわかりません。何が起こるか分からないから備えるのです。
急性アルコール中毒の対処方法やAEDの使い方もしっかり把握しておいてください。「知ること」で生き残る確率は大幅に上がります。「わからない」よりも「できるかもしれない」方が生死を分ける状況判断で結果に著しい成果をもたらすのです。